あっという間に今年も半分が過ぎました。今年のはじめには予想もしなかったコロナウィルスによって、
世の中全体が大変化することとなりました。
4月は緊急事態宣言が出て、未だかつて体験したことない、全部がストップ、完全に自粛してステイホーム。
医療関係の方、飲食店や観光やサービス業や様々なお仕事で、皆さんたいへんな時を乗り越えてこられていると思います。
緊急事態が解除になり、一カ月以上たった今も
元の日常に戻る事はなく、まだまだ不安をかかえながら日々を過ごしておられる方も多いと思います。
私自身もこの業種は人のからだに直接触れるお仕事ですので、影響は大きかったです。
サロンを2月にオープンしてすぐのことだったので、
まだ別所の地での地元のお客さまもほとんどいなので、危機的な状況ではありました。
でも、考えてみれば学生時代を除けば、いつも仕事もしながら(当たり前ですが)、若い時は仕事を転々とし、
だんだんと年齢とともに自分のペースでできるようにはなってきましたが、サロンをオープンして独立したり、
でも、なんとなくこの社会のシステムにうまくなじめず、サロンも一度やめてみたりともがきながら
なんとか今ある社会の形に自分という人間をを合わせようとやってきたような気がします。
はじめて開き直って、今はいったんお休みだと思って、ゆっくりと日々、自分自身と向き合う時間の中で、
そんな風に今までのことを振り返ったり、いろいろな活動も人とのお付き合いもほぼない時間はとても新鮮で、
春~初夏の自然と遊びながら、畑をして野菜を育てたりと、
不思議と気持は穏やかにこんなゆっくりしたペースがほんとうは自分によってとても心地よいのだと気づくことができました。
きっと多くの人がいろいろな事を思い、気づき、大変だけれど貴重な時間を過ごされたのではないかと思います。
一人一人、この危機に向かい合い、またそれぞれが新たな生き方を発見していくことができる、
ある意味ほんとうにすごい時をみんなで迎えようとしているような気がします。人類や動物や全部の生命にとって、
どんな生き方が自然で全体が調和していて、幸せなのか?
そんな大きな問いを投げかけられているように思います。